【悲しみの中から生き抜く力を】
―ご縁に生かされて―
先日15日、東日本大震災で津波被害に遭われご主人やご主人のご両親を亡くされた菅原文子(ふみこ)さんの講演会に参加してきました。
宮城県気仙沼市からの鹿折(ししおり)地区で、家業の老舗酒店を経営
平成23年3月11日、津波は菅原さん夫妻が営む「すがとよ酒店」も襲った。
階段を上ろうとするご主人の手を文子さんが2階から握った瞬間、すさまじい勢いの波が。屋根の上に逃れ、隣家の女性と2人で夜を明かし、黒い波とがれきに覆われた商店街をただ呆然と眺め、寒さに震えながら生きることだけを考えた様子を涙ながらに話されて。
その後、プレハブを建て、テントを張って店舗を仮設。自筆で「負げねぇぞ気仙沼」と書き、地酒の瓶に貼って販売。
ラベルは復興へのシンボルとして反響を呼び、8月には、行方不明だったご主人にいた手紙が「第2回恋文大賞」を受賞。
創業100周年を迎えるためにと、必死に再建されてきた文子女将さんの話は、ハンカチ一枚では足りないくらい。
地酒のラベル「負げねぇぞ気仙沼」やご主人に宛てた手紙が縁となり、京都をはじめ全国の人々に支えられてここまできたと。
感謝の気持ちを忘れず、お客さまとの会話や地域とのつながりを大事にされた、文子女将さんの生き方には、感動しきり?
今回の講演会にお声かけいただいたはらやんこと原田さん。漁港・防潮堤災害復旧 発注者支援業務で、宮城県気仙沼市に滞在されていた2018年8月~2019年3月の間、何かと親切にして頂いた「すがとよ酒店」の『菅原 文子』女将が、来月、都城市高崎町の『善性寺』へ講演に来られるから、ぜひ、話を聞かないか?と。
はらやんが頂いた、文子女将さんのお手紙のお話を以前聞いていたので、即答で参加決めました。
はらやんのおかげで、文子女将さんへサプライズ作品まで制作させて頂く中、ネットで調べて読ませていただいた数々の文子女将さんに関する記事。
こちらに目を通すだけでも涙涙涙?
ぜひ、機会ありましたら、『すがとよ酒店』の文子女将さんのお話を聞いていただきたいです。
驚くような感動のご縁は、時に不思議なひょんなことからやってきて。たくさんの愛を勇気をいただき感謝感謝の日々です♥️